2014年12月7日日曜日

初めての在外選挙!

今週は、第47回衆議院選挙の在外投票期間でした。

日本での投票日は公示が2日で選挙日は14日なので、ギリギリまで各政党や議員の言動を見て
投票ができますが、在外投票期間はなんと3~7日!1週間待たずに決めなければなりません!

しかも、今までのように選挙カーを見かけたり、街頭演説が聞ける訳でもなく、テレビもなく・・・
ほとんどネットの情報で判断しなければならず、情報が少なくて、ちょっと苦しかったです。。。

大学時代に受けていた政治の授業では、散々どの先生方も、
「あなたの1票で政治は変わらない!(政治の世界は癒着だらけだから)」
と厳しい現実を教えてくださいましたが、せっかく日本国籍を保持しているので、
参政権を行使しないわけにはいかない!
(アメリカ国籍は取る予定がないので、これからもずっとアメリカの参政権は持たない予定です。)

何度も大使館に行くのはめんどうなので、最初の在留届・パスポートの名前変更の際に、
一緒に手続きをしてしまいました。

私の場合は申請後3か月後に電話がきて、現在の住所や電話番号に変わりがないかを
確認されて、そのまた3か月後に在留届が届いたご連絡をいただき、
全部で6か月かかりました!

在外選挙当日は、在ボストン日本国総領事館へ、パスポートを持って行きました。
窓口で在外選挙許可証をいただき、いざ選挙へ!平日なのでがらーんとしてました・・・

小選挙区、比例区どちらも投票するか?と聞かれたのが初めてですごい驚きました!
日本では両方投票するのが当たり前だと思っていたのですが・・・!

投票ブースに、全国の候補者の名簿一覧みたいなのがありましたが、分厚すぎて開かず・・・
予め自分の選挙区で誰に投票するか、比例区はどこに投票するかを決めておいたので、
スムーズに投票できました。

投票用紙は、小さな封筒に入れて、それをさらに中くらいの封筒に入れて、投票完了!
なんだかとても仰々しくて、普段本当に紙を使わない生活をしているので、
こんな小さな1票に、こんなにたくさんの紙を使っていただいて・・・と思ってしまいました笑

選挙の候補者や政党の選び方って、学校でほとんど習わないですよね!それが本当に課題!
そういえばうちの弟や妹はどうやって選んでるんだろうとふと気になって聞いてみると、
やはり選挙の経験もまだあまりなく、どうやって選んだらいいのか・・・?とのこと。

私も自己流なので、これが正しいのかどうか分かってはないですが、参考に紹介します。

・普段からニュースを読んで、各党や政治家の言い分に敏感になる(興味のない議論はスルー)
・争点が出たときには、自分が政治家だったらどうするかを都度考える(もはや上から目線!笑)
・その自分の考えに近い人を大体目星をつけておく(自分の選挙区関係なく)
・自分の興味のある政策分野を持つ(私の場合は教育・国際関係・地方再生)
・候補者のサイトを見て、人柄や政策を確認する 
(サイトの充実度も見ます。個人の政策が載ってないとかは論外。
・街頭演説や選挙カーは、通りかかったらよく聞いてみる
・テレビのニュース番組のコメンテーターの言い分も聞いてみる(ただし絶対にうのみにしない)

それらの情報を組み合わせて、総合的に決めますが、
小選挙区は、どこ所属かとかは関係なく、できるだけ個人本位で選び、
比例は、自分が気にする政策分野に照らし合わせて、一番考えが近い政党を選びます。

もちろん、どの政策も私の考えとピッタリ!みたいな個人や政党は絶対ないので、
自分の興味のある分野に限って確認すれば良いかなと思います!

大学時代は、住民票が地元にあったので、遠隔地投票を経験し、
社会人時代は投票日に予定があることが多く、期日前投票をよく使っていて、
今回初めて在外投票をしてみました。

どの投票方法もこの相当な!めんどくさがりの私でも、とっても簡単に手続きできました!
政治の情報にもっとアクセスしやすくなって、選挙の方法がもっと柔軟になるのも大切ですが、
選挙のしかたを教えてもらう機会がもっと増えるといいなぁと、今回の選挙で思いました。

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