2014年10月27日月曜日

Education Technology showcase!

先日は、ハーバードで開催されたEducation Technology showcaseに参加させていただきました!

こういうイベントやセミナーがどしどし開催されていて、興味があれば誰でも無料で
参加できるのが、ボストン・ケンブリッジの良いところだと思います!
ちょうど弟も滞在中だったので、一緒に連れていきました!

Google glassや3Dプリンター、教育の現場で使えそうなPCメーカーや、
TV会議システムなどがありました。

日本の教育テクノロジー展も毎年行っていたのですが、比較してみると規模では負けるものの、

日本の展示は「いま存在する教育をどうテクノロジーで良くしていくか」に注力されていて、
今回の展示は「教育にも使える、新しいテクノロジーはこれだ!」という意味合いが強かったです。

実際、「これ教育現場でどう活用するんですか?」と聞いても、こんな使い方もできるし、
こんな使い方もありだよね。という感じで、先生や生徒に寄って使い方が何通りも考えられる、
テクノロジーってこんなに可能性があるんだ!と感じられる展示でした。

中でも一番感動したのは、Kinemsというキネクトを使った教育ゲームの会社です。
同じ教育ゲーム会社として、色々質問させていただきましたが、とにかくCEOがとてもいい人!

私の下手な英語にも耳を傾けてくださり、質問にも親身に答えてくださいました!
話しているうちに、この会社の目的は「自閉症の子どもたちを助ける!」ことかなと感じました。

自閉症と一口に言っても色々なタイプがあるので一概には言えないと思いますが、、、

例えば単なる教科を学ぶゲームではなく、多動の子どもたちの動きを自然な形で制御したり、
ゲームに集中させることで、姿勢や集中の仕方をも学べるというものがありました。

そのためには、いかにシンプルで子どもたちが戸惑いなく使えるか、を追及することにあると
お話されていて、私もとっても納得しました。

その後のパネルディスカッションは、60%くらいしか理解はできなかったと思いますが、
日本と議論していることは似ていて、テクノロジーがどう教育現場に役立つかということを
お話してくださいました。

日本と違っていた点は、映像授業の是非が問われる段階はもうすっかり通り過ぎていて、
ビデオ映像授業のメリットや、それによって子どもたちの選択肢が広がっていくということや、
先生に時間ができ研究を深められるなど、その効果についての議論が多かったかなと思います。

いずれにしても、既にedXなど映像授業がとっても充実しているアメリカ。
色んな学びの形を選ぶことができる子どもたちが本当に楽しい!と思ってもらえる手法を
私ももっと考えていきたいな!と気持ちを新たにすることができました!

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

恐れ入りますがコメントは承認制とさせていただいています。