2014年6月15日日曜日

あったかい実家へ

1泊2日で、彼の実家に帰って来ました。

ボストンから電車で1時間半くらいのNewburyportという港町です。

私の日本の実家とそっくりで、海が近く、とても落ち着いた街なので、大好きです。

畑でイチゴをつんで食べたり、とっても素敵なベランダガーデンを見せていただいたりしました。



おうちに着くと、またもやとってもかわいいデコレーションと、
おいしそうなチーズケーキが準備してありました。
ちょうど先週が「シャブオット」というユダヤ教の祭日だったそうで、それに因んでだそうです。



お義母さんに、そのお祭りのストーリーを、30分以上かけて説明していただきました。
なんと、今回は子ども向けの絵本まで準備してくださっていました!!!


イスラエルに生まれたのナオミが、干ばつのため、近くの国に移住して、
その国で旦那さんをもらい、2人の息子を授かった。

旦那と2人の息子は病気で亡くなり、2人の息子のうち、1人の嫁ルースは、
ナオミについてイスラエルに一緒に帰国した。

帰国して間もなくは貧しい暮らしが続いたが、ルースは器量が良く、
お金持ちの旦那さまと再婚することができた。


「だから、このお祭りはあなたのためのお祭りといえるのよ。」
とお義母さんが言ってださり、
遠く日本からやってきた私をルースになぞらえて、あらためて歓迎してくださいました。

今回もお義母さんが前よりもずっとゆっくり、わかりやすい言葉で話してくださったので、
ほとんどの意志疎通ができました。
おかげ様で、最初の頃あった不安はもうありません。


このお祭りは、白いものを食べるのが通例だそうで、
晩御飯はクリーム春巻きみたいなものをいただきました。(もはや名前を覚えてません笑)
いつもお義母さんのご飯はおいしくて幸せです。


お祈りをするときに、ろうそくを灯すのですが、アメリカのマッチが短くて、
不器用極まりない私は、爪を焦がしてしまいました。爪って焦げるんですね~!ビックリしました!
そうしたら、お義母さんが慌ててバターを持って来られて、バターという発想にさらに驚きました。

そして昼前まで爆睡し、さらにお昼寝もするという、ルースとは比べものにならない
嫁ですが、なんだか許してもらえるので甘えまくりです。

帰りの電車では、日本の家族のことを思い出して、すこし寂しくなりました。。。
早くも会いたくなってきました。


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